ボランティアを通して施設に寄贈しています

私は新刊が出たら早く読みたくて単行本を購入するようにしています。そのせいで本棚はすぐにいっぱいになってしまうので、気に入った作品は文庫本が出たら買い直して、単行本の方を処分するようにしています。

大手の本の買い取りの店に持っていくこともありますが、重たい本を箱詰めにして苦労して持って行っても、その労力に敵うほどのお金になりません。しかも自宅の近くにそういった買い取りの店がないので、時間もかかります。自宅まで取りに来てくれる業者もありますが、それも気がすすみません。

いらなくなったからといって、資源ごみなどで出すのはどうしても気が引けてしまいます。雑誌だと抵抗なく出せるのですが、きちんと装丁されている単行本は他の人がごみとして出しているのを見ただけで切ない気持ちになってしまいます。

どうしたものかと考えていたとき、親戚から図書館とか施設に寄贈したらいいと教わりました。親戚はそういうボランティア活動をしているらしく、文庫本よりも単行本のほうが傷みにくいのでうれしいと言ってくれました。

それからというもの、私は処分したい単行本が出たら親戚に渡して施設などに寄贈してもらうようにしています。

買い取りに持っていく時はなんとなくまとまった数の本を持っていかないといけないような気がしていましたが、寄贈する時は数冊ずつでも渡しやすいので助かっています。私の本棚にも余裕が出てきたので、欲しい本を次々と買い集めることができるのでうれしいです。